本日の相場動向
日経平均株価は、本日も引き続き慎重な動きを見せました。一時38,408円まで上昇する場面もありましたが、すぐには38,000円台へと押し戻される展開となりました。現在、38,200円以上の水準では重たい状況が続いており、相場全体が「亀のようなペース」で進行しています。
テクニカル分析
フィボナッチ・リトレースメントの61.8%ラインを金曜日から突破できなかったものの、本日の終値ではかろうじてこのラインを上回りました。しかし、完全な「ブレイクアウト」と呼べる状況ではありません。
それでも、徐々に高値と安値を切り上げており、緩やかながらも上昇トレンドが継続していると判断できます。
今後の見通しと戦略
現在の相場環境では、各種インジケーターが機能し辛い状況で売買判断が難しくなっています。
個人的見解としては、一旦天井を迎えたと考えており、次の調整局面を待つ姿勢です。
具体的な戦略としては:
- 37,300円付近を下抜けずに反発があれば買い
- 下げ止まらなければ売りにシフト
- 明日、本日の高値38,408円を超えて引ければ、39,500円を目標に買いを進める
注目ポイント
今夜発表される米国のPMI(購買担当者景気指数)に注目が集まっています。この指標次第で、新たなトレンドが形成される可能性があります。
PMIについて詳しく知りたい方は、以前制作した記事をご覧ください。
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